トリフィールド・電磁波測定器取り扱い説明書



1.メーターの読み方
 測定する際には、手で電場、マイクロ波のセンサーをさえぎらないようにします。(磁気センサーは手で隠しても問題ありません)

 スイッチが「MAGNETIC(0〜100)」となっている場合には、最上部のスケールで0〜100ミリガウス、「ELECTRIC」になっている場合は、最上部のスケールで0〜100キロボルト/mの電場を測定することが可能です。より小さな値を測定する場合には、「MAGNETIC(0〜3 range)」にスイッチを合わせて中央のスケールを読みます。  マイクロ波強度を測定する場合には、スイッチを「Radio / Microwave」にし、最下部のスケール(0.01〜1ミリワット/cm2)を読みます。

 どの場合でも、赤いスケールの範囲は、長期間の暴露について健康上問題のある(証明されてはいない)と考えられている範囲です。また、赤い点線で示されている範囲は、ボーダーラインを示しています。

2.バッテリーテスト
 バッテリーについては、スイッチをバッテリーテストに合わせ、針がテスト範囲より左側に止まるようであれば、交換して下さい。(9ボルト電池使用)

3.高磁気フィールドの発生源
 高磁気フィールドを発生させる可能性のある機器は以下のとおりです。
・ACアダプター
・掃除機、モーターを付属する電気機器
・テレビスクリーン
・雷の電光
・ジェット機の中
・走行中の車(特にフロント部分)

4.高電場の発生源・・・電場は人体で容易にシールドされますので、測定時にセンサー部分を手で覆わないようにして下さい。

・テレビスクリーン
・不完全に接地された電気機器
・蛍光灯
・電気毛布

5.高マイクロウェーブ発生源>高周波のマイクロウェーブは人体で容易にシールドされますので、測定時にセンサー部分を手で覆わないようにして下さい。
・携帯電話
・無線送信機
・電子レンジ

6.周波数特性
 磁気及び電場センサーの出力特性は30〜500Hzの間で通常(フラット)。
500Hz〜1000Hzでは±20%でフラット。1000Hz以上では、徐々に出力が低下して、100kHzでほぼゼロになるような出力特性をもっています。

 マイクロウェーブセンサーの感度は、50MHzから3GHzでフラット。ちなみに、電子レンジの周波数は、2GHzです。読みとり精度は部屋の反射状況などにより−50%から+100%の間で変動します。

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